フジヤマ整骨院

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2024.02.23
産後の腰痛について・・・

こんにちは。
薬院院の塩屋です。

本日は産後腰痛の原因についてご説明していきます。

◾️産後腰痛の原因◾️
では、どのような原因で産後の腰痛が起こるのでしょうか。
ここではホルモンバランスの変化や筋力、姿勢、他の婦人科系の疾患による腰痛について、着目します。

①【ホルモンバランス・骨盤の変化】
出産に伴って骨盤を広げる作用を持つリラキシンというホルモンが分泌されます。 リラキシンは赤ちゃんが産道を通りやすくするために分泌されるホルモンですが、その影響により産後も骨盤の結合組織が緩んだ状態となります。

骨盤の結合組織が緩んだ状態になると姿勢が悪くなりやすく、腰や背中の筋肉に負担がかかるため、腰痛が引き起こされることが多くなります。

②【腹筋の筋力低下】
姿勢を保つために必要な腹筋ですが、妊娠に伴って大きくなった子宮によって引き伸ばされてしまい、筋力の低下が起こるといわれています。

これにより、お腹の前面にある腹直筋が伸ばされた状態である「腹直筋離開」になると、姿勢を維持することが難しくなり、腰への負担が増えることによって産後に腰痛を感じる原因となります。

③【育児による姿勢の変化】
授乳や抱っこ、おむつ替えなど、産後は育児によって姿勢の変化が起こります。いずれも腰に負担がかかりやすい姿勢になることが多いですが、育児の最中は気にする余裕がないかもしれません。

例えば、前屈みの姿勢は骨盤や腰椎、腰の筋肉に負担がかかります。産後に筋力が落ちた状態で育児をしなければいけないこともあり、このような理由からも腰痛を感じる方が多いでしょう。

④【婦人科系の疾患】
先述の原因以外であれば、子宮筋腫や子宮内膜症など、何らかの婦人科系の疾患が関連している可能性があります。

子宮筋腫は良性の腫瘍が子宮の筋層にできる疾患ですが、筋腫ができる場所や大きさなどによっては周辺の神経や臓器を圧迫することがあり、腰痛を感じる場合があります。

子宮内膜症は、子宮内膜かそれに似た組織が本来あるべき場所ではないところで発育する疾患です。強い月経痛が代表的な症状ですが、月経時以外のときでも月経のときのような痛みが起こることがあります。子宮内膜症では、下腹部痛や腰痛を伴います。

次回は、産後腰痛の【対策】についてご説明していきます!
お身体の痛みや違和感など、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談下さい。

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